スペイン旅行 マドリッド5日間)

6月9日(土曜日)

スイス航空656便:チューリッヒ発14:20
           マドリッド着16:20

チューリッヒを発った時は「雨」…
無事マドリッドの飛行場へ到着…
夕方のせいか、飛行の到着ホールは閑散としていた荷物を待つ間に友達が「両替」をする。

*ここで、両替するのに銀行窓口が並んでいるのだが、
換算率が違うので、注意!
そろぞれの窓口に換算率が書いてある。

到着ホールへ出てみると、出迎えの人達がいるものの、何となくひっそりとしていた。
ただ、飛行場は置き引きとか引ったくりが多く危険だと言われていたので、緊張する…

*飛行場の小さなホテル予約の窓口には誰もいない…
ここはスペインの国際空港?

ここで今回大変お世話になったマドリッド日本人補習校の
校長先生の加瀬先生と待ち合わせをしました。

http://www.teddy.to/kasespain/

先生のお許しを得ましたので、皆さんも是非ご覧下さい。

*今回は夏休みの前でどう言う訳か私達の希望する値段のホテルの予約が出来なかった。

ここでも、先生のお世話になり市内の官庁街にある、こじんまりとしたキッチン付きの綺麗なホテルを予約して下さいました。
先生の車で、ホテル(セラノ通りを横道に入った静かな所)
まで
送って頂き、チェックインを済まし、翌日の予定をたてる。

荷物を置いてから、近くを散歩…
たまたま、ホテルの近くに「お持ち帰り」のお店を見つけ、疲れて
いることもあり、サンドイッチ、ケーキ、お茶等を買ってホテルで
食べる事にする。

*Mallorca:C/Serano 5,CIF:A-28732557
 とても美味しいお惣菜からお菓子まである洒落たお店。
 面白いのは小さな黒板のような書き込める板?を持って
 お店の中を買い物して廻り、最後にレジで清算する。
 地下の階にはこじんまりとしたレストランがある。
 「味」は良かった!






泊まっていたホテルの入り口



綺麗なキッチン付きの部屋



装飾博物館の入り口



火曜日-金曜日:09:30-15:00
土曜日-日曜日10:00-14:00
月曜日は休館



素晴らしい扇のコレクション!







珍しく足場の無い水道橋の前で

6月10日(日曜日)

こじんまりとしたホテルで平日はビジネスマンが多いのか朝食は私達だけ…

日曜日はお店が閉まっているとのことで、今回の目的であった
ボビンレースの扇を展示してある、装飾博物館と、軍事博物館へ行く事にする。

*ここれ注意しなければならないのは、スペインでは博物館が月曜日は
休館日とのこと。

両方ともホテルから徒歩で約10分のところにあった。
ラッキー!

Museo de Artes Decorativas

ここの4階にボビンレースの扇が展示してある。
入場料:一人400Ptas.

Museo de Ejercito

ここは少し期待はずれだった。

見学が終わってからお昼近かったのでParque del Retiroの中を通って
ホテルに戻る事にする。
日曜日のせいか、家族連れで散歩している。

喉が乾いたのでKioskでジュースを買って飲む。

*ミネラルウォーター…300Ptas.
  レモンジュース……300Ptas.

1時に加瀬先生と待ち合わせる

今日の午後の予定はセゴビアへ!

時間のロスを無くすために高速道路の休憩場のレストランで昼食…
とにかく、スペイン、タイムのためお昼も2〜3時になって、初めはお腹が空
いて困った…^_^;

セゴビアに着くとどうも雲行きがおかしくなってきた…
車を駐車して水道橋に着くとものすごい「夕立」…
何と!40日振りの「恵みの雨」とのこと…
バルで「雨宿り」をする

985年にユネスコの世界遺産に指定されたセゴビアの水道橋の
見学ローマ帝国のトラヤヌス時代に建造され、1906年まで水の供給にわれていたこの水道橋は128の二層のアーチからなり、全長が813m、
高さが最高30mにも及ぶ。
接着材を用いず花崗岩の切石をどのようにして積み重ねたかはいまだ
に、「謎」との事…
セゴビアの町並みを楽しみ、「子豚の丸焼き」が美味しいと言われるレストランを教えていただく。

その後、スペイン最後のゴシック建築と言われるカテドラル(1525年に建築
が始まり1768年に完成)を見学。
ほのかに金色に輝く石を使っており、をの美しい外観から”大聖堂の貴婦人”
と呼ばれている。

高台に聳える”アルカサル”はディズニー映画”白雪姫”の城のモデルになったというメルヘンチックな外観をしている。
ここには閉館の30分前に着きやっとのことで塔の上まで登る!
ここから、セゴビアの素敵なパラドールが望める。
ここから、「セゴビアの夜景」を見ながらレストランで食事は素晴らしいとか…

夕食はマドリッドの旧市街でで美味しいパエリア!




6月11日(月曜日)

今日は月曜日でお店が開いているとの事…

地図を見ながら、手芸店を探す。

Puerta del Solの傍にあるお店に歩いて行ってみる。
お店は手芸の問屋サンのような感じで、女の人ばかり!
日本のユザワヤと言った感じのお店だ。

ここで、ボビンレースの本、糸、待ち針、デバイスピンを買う
マヨ―ル広場の近くでも糸やさんを見つける。
大きな店であらゆる糸を量り売りしている。
ボビンレースの材料もあったが割高。

Gran Viaを通ってデパートを見たりしながらホテルへ

午後は近くのおすし屋サンでお昼
日本のお寿司だと思ったらブラジルとかのチェーン店で日本語は通じずスペイン語だけ!^_^;

午後からはおみやげ物のショッピング
セラノ通りへ

夜は加瀬先生が旧市街のバルを案内して下さった。
この時、地下鉄で回数券を買い(760Ptas.
)皆で使える
乗り方を習う。

美味しい生ハム…ハモンセラノ

*Museo del Jamon
Mayor 7, 28013 Madrid
ハムの専門店…一階がお店とバル
           二階はレストラン

一番美味しいのは
Iberico Bellota…100g:ca.¥1800.−
切ってから30分くらいして脂が少し溶け出す頃が美味しい

日本の「マグロのとろ」だろうか?
冷たぁ〜く冷やしたビールに、これがピッタリ!






一度は味わってみたいパエジャ
この日のメニューは…
コシード、マドリレーニョ(マドリッド風もつ煮込み)
鶏肉のチリンドロン
ガスパッチョ






マドリッドで使われているクッション



今回行った所の地図



藁の入ったクッションでストールを織っていた。



冷たく冷やしたムール貝
美味しかったぁ〜〜♪



ここアルマグロの名産:ナスのピックルス



村の入り口にあるボビンレースを織っている女性の像



とても綺麗なパラドールの入り口

6月11日(月曜日)

今日は待望の”アルマグロ”へ!

今回の旅行の目的はこのAlmagro(アルマグロ)のボビンレース見ること
にあった。

マドリッド→M30→E5→Aranguez(アランフェス)…70km
→Puerto Lapiche(プエルト.ラピセ)→
N420→Daimiel…90km
Ciuda Real→CM4107→Bdanos→CM4124…4km
Almagro→CM4124→N420→Puerto Lapise…19km
→Madridejes(マドリデホス)→Puerto Lapiche…31km
→Consuegra(コンセクラ)→Castello→CM400→Bolanos→
N401→Toledo→N401→Madrid

コースは少し違っているかもしれません。

ガソリンは1リットル…115,90Ptas

初めはマドリッドを出るまで少し渋滞にあう。

マドリッドの南へ約120km…
郊外に出ると段々スペインらしい景色になってくる。
なだらかな起伏の何処までも続く道…
赤茶けた荒涼たるら。マンチャの大地…
通る車のもなく、車を止めて写真を撮る。

休憩はドンキホーテーが元服した旅篭のあるプエルト、ラピセ
冷たいビールが美味しい!

まっすぐ続く道…
突然、村の中に入ったと思ったら、前に車がある…
どうも、居眠り運転で歩道に乗り上げ道路標識を倒してしまったらしい…

一路…アルマグロへ…

マヨ―ル広場へ
ここで、おみやげ物のレースのお店を何件か見る。

ここのクッションは長い枕のようなもので「藁」が詰まっている。
お店で実演を見せてもらう。
レースはおみやげ物用で荒く、少しがっかりした。

昔の修道院を改装して作ったと言われるパラドールに行ってみる。
ここにはワイン蔵を利用して作った面白いバルがある。
とても綺麗なパラドール…
ここで先ほどのお店の人のお母さんがレースの実演をしていた。

アルマグロは美味しいワインで有名との事…
町の中心に入るときに見かけた酒屋サン?を探して行って見る。
迷っている間にお店は残念ながら閉まってしまい、今度は「昼食」!
やはり、不慣れな私達にはスペインの食事時間は合わないようだ…

閉まっていた酒屋サンのところに立って見まわした所、だぁ〜〜れも入っていない
バルが一軒あったので、仕方なしに入って見ることにした。
カウンターに座って見ると…
美味しそうな物がある…
日本のお寿司のカウンターよろしく、端から頼んで食べてみる事にした。

これが、ラッキーで美味しかったんです!

エビの茹でた物
名物のナスの酢漬け
冷たく冷やしたジャガイモのサラダ?
ムール貝に微塵切りの野菜をのせた物
ハムのサンドイッチ
ビール
お腹一杯食べて¥2000.−位

バルを出て気がついたのだが、すぐ傍に実際に使うためのレースを作っている
ブティックのようなお店を見つけたが、残念な事に、お昼休み…

路コンセグラへ…
少し高台にあるスペイン独特の風車を見に…
丘の上にある風車の傍は心地よい風が吹いていた…

最後の訪問はトレド…

1986年にユネスコの世界遺産に指定される。

トレドの町は三方をタホ川に囲まれ切り立った花崗岩の岩山の上に築かれた
イスラム教、ユダヤ教、キリスト教の異文化の共存はさまざまな様式美の
建造物を作り出すとともに、ムデハル様式を発展させた。

アルマグロでワインが買えなかったのでここで買う。

教会の見学…
ここも閉まる少し前に滑り込みセーフで入る。
教会の中も素晴らしいが、祭壇のレースも素晴らしかった。

ここはアーモンドのお菓子が名物とか…

暑かったのでオレンジジュースを飲んで帰えることにする。

夕食はホテルのレストランで、今回の旅行でお世話になった加瀬先生と
一緒に!




6月13日(水曜日)

少し早起きして、買い忘れていたお土産を買いにタクシー
でデパートへ

あっという間に時間が過ぎ、ホテルへ帰り、チェックアウトし
て、タクシーを頼む。

早めに着いてチェックインする。

税関を通り、時間があったのでショッピング!
免税店でプラド美術館の作品を題材にして作ったネク
タイを買う。

お勧めはマロングラッセ!
これは安くてお買い得でした。

お天気にも恵まれて、今回の旅は本当に楽しい思い出
になりました。
ここで、改めて、お世話になりました加瀬先生にお礼
申し上げます。

又お世話になるかもしれませんが宜しくお願い致します!)


飛行機は無事チューリッヒに到着しましたが、ここからが大変でした!
ここで、東京へ帰る友達のトランクの詰め替え飛行場の到着待合室で1時間で済ましました!

とにかく、乗り継ぎ時間が「飛行機の離陸」まで2時間
あったかなぁ〜?
ラッキーな事に良くあるストもなく、飛行機の遅れもなくて
良かったです。


(今日もまたイベリア航空はストをやっています…ドッキ!)


スリルに富んだとても楽しい旅でした。



コンセグラの風車



ドンキホーテが泊まった旅篭の中庭にある像